UAE競馬の紹介

UAE競馬の中心地はドバイですが、元々イギリスの領地だったこともあり、イギリスに留学をしていた王族の人たちが競馬を持ち込み、王族内で楽しんでいました。正式に始まったのは1980年代からであり、イギリスなどでレースを勝ち始め、競馬熱が高まったのを背景に始めることとなりました。それまではさほど大規模に行われていませんでしたが、1996年に世界最高峰のレースが開催され、毎年のようにレースが追加されていったことで、世界の競馬の祭典のような趣が出るようになりました。

UAE競馬を紹介するにあたり、日本とは違う制度が存在します。それはノンランナー制度です。例えば、真正な発走とは認められない場合、日本ではカンパイといい、発走のやり直しを行います。しかし、UAEの場合はそのままレースを続行させて、対象となった馬を競走除外にするため、日本で馬券を購入した場合にはこのやり方に沿って返還が行われるため、若干のルールの違いが認められますが、後は日本とさほど変わりがありません。

日本のように芝コースの内側にダートコースがある形状となっており、日本のファンからすれば馴染みがあり、しかも走りやすいことから日本馬でも活躍しやすい場所となっています。