近代の競馬の紹介

近代

公営ギャンブルとして知られる「競馬」で、グレードⅠに位置づけられているレースの中で「ジャパンカップ」というレースがあります。東京競馬場で毎年11月に行われているレースであり、日本国内のサラブレッドだけではなく、海外のスターホースを招いて行われるビッグレースです。1981年に国内初の国際招待競走として誕生したのですが、初めの頃は日本馬はお世辞にも決して強いとは言えない内容でした。しかし、それから日本はどんどんと進歩していき、今では世界の強豪国と肩を並べられるくらいに急成長しました。

あの、ディープインパクトがクラシック三冠を達成したときに、「世界のホースマン達よ、見てくれ!これが日本近代競馬の結晶だ!」という実況は今でも日本のファンに高く評価されています。世界の競馬を紹介すると、アメリカ、ヨーロッパ、香港、オーストラリア等が盛んな国(地域)です。最近ではドバイも有名です。アメリカ馬が強いのは砂の「ダート」です。ヨーロッパ馬が強いのは「芝」です。日本は現在、「芝」のレースが得意な馬が多く、世界からも高く評価されています。

そして同じ芝でも特徴があって、日本の芝は早い時計の出やすい高速馬場と言われています。ヨーロッパの芝はパワーのいるタフな馬場だと言われています。サラブレッドにも得意、不得意がありますので、ヨーロッパで強いレースをした馬が日本で惨敗したり、日本で強いレースをした馬がヨーロッパで勝てなかったりするのです。その為、公平に比較することはできないのですが、総じて判断すると今の日本競馬のレベルは、馬の能力、管理体制など、高く評価されているのです。