マレーシア競馬の紹介

マレーシア

マレーシアには競馬場が3か所あり、シンガポールの1か所(クランジ)とともに4か所にて興行を順番に行っています。開催場所でないところでは場外馬券発売を行っています。競馬場を紹介しますと、イポー(中部)、スンガイベシ(クアラルンプールの近郊)、ペナンの3か所になります。いずれも芝のコースしかなくて、ダートのコースがないのが特徴です。

馬はオセアニアからの輸入されたものが大半であり、馬齢の数え方は南半球方式になっています。馬の名前にはアルファベット表記の他に漢字の表記が必ずあります。華人が少なからず暮らしている国ならではのことです。日本からアジア圏に参戦する馬にも必ず中国的な名前を付けられます。香港やシンガポールでは国際レースがありますが、マレーシアでは国外の馬が参加できる国際レースはありません。

日本中央競馬会ではアジアウィークというイベントを実施しており、毎年日本の中京競馬場ではマレーシアカップというレースが行われています。優勝者へはマラヤン競馬協会という主催団体からの賞が贈られています。かつては日本から現地にわたって騎乗していた騎手がいましたが、現在は長期間騎乗している日本人はおりません。